第14話 おっさんブロガーのでじたるデバイド
「ヤフーやグーグルの天才達はおそらく屈託もすぐに忘れる様な、憎めない人が好きなんですよ」と慰めてくれた?
ブログを始めてそろそろ半年になるが、もうすでに顎が上がり始めている。誰にも約束なんかしていないがノルマを決めていた。月に3回位なんだが、近頃とても億劫な気がして先が思い遣られる。書けるテーマは中々見つからないのに、言い訳のネタは山ほど有るのが癪に障るけど滑稽だ。これも広義のデジタルデバイドかも知れないな。
仕事の一部だからと薦められ渋々始めはしたけれど、元々が好奇心の強い(目移りがする散漫な)タイプなのでヒョッとするとブログ向きかなと密かに思っていた。イザ始めてみるとこれが、なかなかサクサクとは行かず結構シンドイんですよ。
拙稿「Web2.0社長の1ちゃんねる」は弊社HPの中のブログだし、読んで頂いたとしても問い合わせは無いだろうし。それに匿名のブログ問い合わせには、今の所お付き合いをする暇が無い。そこで、ブログの命でもあるトラックバックやコメント機能を外して、問い合わせはFAX、Eメールなどにしておいた。
一方通行のようだがスモールカンパニィーなので、まずは顧客の皆様へ名刺代わりのご挨拶として「以後お見知り置きを」の言わばビジネスブログだ。内容も実名の会社ブログだからストレートとは行かず、その辺りは適当に忖度をして貰おうと、お気楽なスタイルで書いて行く心算だった。
ところが今月の初めに見ず知らずの方から「ブログを拝見しました」と、丁寧なご感想と激励を頂いた。朋友や知人には「ブログを始めたよ」とURLを知らせた位だから、初めて赤の他人からの反応にラブレターを貰ったようで嬉しかった。
気になって「YAHOO」の検索ウィンドウに、第8話の「リーバイス501 インディコブルー」と恐る恐るキーワードを入れてみたら1,140件中の70番目にリストされていた。気を良くして第10話のキーワードの「朝青龍よモンゴルに帰れ」も入れたら1,010件中のトップで、続いて第7話「総理の品格」は何とナント370,000件中の13番目だった。(19年10月8日現在)
これがマズかった。国内だけでも何百万ともいわれるブログサイトの中で、兎にも角にも言霊(大袈裟だな)の端くれを行けるのかなと、単純なオッサンは舞い上がった。屹度、そんなチョロ浅はかな意識がエエカッコシィのブログを書かなければと、柄にも無くプレッシャーを感じたんだろうな。
ブログを薦めてくれた若いWebプロデューサーに、反響や事情を話したら「そうですか。反響は当初の設計で予測した数字だと把握しています。気負わずに素のままで続けて頂ければ」とPCのディスプレーから目も離さずに言った。「ええっ、それじゃーオッサンが夜遊びも火遊びも控え、半年回峰?した心血を注いだブログなのに、反響はオタク達のテクノロジーの結果なのか!」ブログが書けずショゲているのに何という残酷な話だ。
「基本的にはそうだとも言えますが、Webサイトやブログのランキングシステム、サーチエンジンなどを開発するヤフーやグーグルの天才達は、おそらく屈託もすぐに忘れる様な憎めない人の言葉が好きなんですよ」と笑顔を返して慰めてくれた? 誰が「屈託もすぐに忘れる」人だよ!!
とにかくよく解らないWeb2.0の世界だけど、第8話の様にオッサンもデジタルデバイドなんかに負けないで、恥を忍んで照れ笑いで楽しく行くしか無いよな。今に見てろよ若造ども。
で、今回は20日ぶりのブログ更新でした。
(完)
