第25話 お江戸上野のお山で人妻と逢引き(3)

2008.06.08

ブログを中断したお詫びです。人妻好きな読者に彼女の自宅を特別に教えます。

 情けない話だが、実は前回の逢引でも曜日を勘違いして、1日早く来てしまったのだ。このまま帰るのは惨めだと公園外れの寛永寺に向ったのを思い出した。

 人気のない根本中堂の境内で、初老の男性Aさんと何となく挨拶を交わした。Aさんはボクと同じで人と会う約束で上野に来ていた。それがドタキャンを喰らい、お会いした時は怒り心頭の最中だったと後から聞いた。

 どちらからともなく、お茶でもと言うことになり、上野桜木交差点近くのデニーズに入った。ドタキャンしたのはインテリ俳優の石坂浩二さんだ。彼に対して怒っているのではなく、マネージャーにだった。本来は都内で講演があったのだがお断りして、知人の石坂さんの個人講義を優先して上野恩寵公園に来たそうである。

 Aさんは突然時間が空いたので石坂さんの替わりにと、ボクに江戸や上野の歴史を個人授業をして頂いた。その上貴重な資料も頂いた。その日のテーマは「上野のお山に江戸は無い」と言うようなお話でした。瞬く間に2時間ほどが過ぎた。博学の飾らぬ性格は高名かどうかは別にして、歴史が大好きな素晴らしい研究者とお見受けした。

 徳川幕府は上野の山を、帝が住む京都を模して造られたそうです。不忍の池は「琵琶湖」そこに浮かぶ竹生島は「弁天島」で、昔は渡し舟が有ったそうだ。京都の清水寺は「清水観音堂」五條天神宮は「五條天神社」・・・極め付きは比叡山延暦寺で、上野の山を東にある比叡山と見立てて「東叡山寛永寺」だ。

 今日はデートの日にちも、時間も間違ってはいないぞ。ゆっくりと前回Aさんに教えて頂いた上野の「京都」を廻り、コーヒーブレークを取って逢引の場所に戻った。小心者だけど純情なオッサンの胸はいやが上にも高鳴った。「種子さん!」、金子種子さんに逢える。

 いや、もう人妻になり黒田姓だったな。聞けば名前も「照子」に改名したようだ。目の前の照子さんは、ボクの好きなコスチュームを着て昔の儘で待っていてくれた。

 やましい気持ちが無くても人妻だから、気軽においそれとは逢えない。余計に恋慕の想いが湧くのだ。照子さんは衣替えもままならぬ程忙しい。逢えるのは木・土曜日のそれも午後からで、だから2人はいつも短かくて淡い逢瀬です。彼女は時々旅に出ていたり、盆や正月で逢えない事もある。

 やっと彼女と再会し、大らかな気持ちになった。そうだ、ブログを中断したお詫びに、人妻好きな読者に彼女の自宅を特別に教えましょう。真面目な気持ちなら、ボクに遠慮をなさらずお付き合をされてもいいですよ。それに貴兄のお小遣いが少なくたって心配は無用です。オッサンでも付き合って貰えましたから。

 当ブログを愛読する紳士諸君なら請合います。彼女の好きなタイプですから、タダでも逢引が出来ると思います。ホント

(完)

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    黒田記念館「湖畔」内 黒田照子令夫人
    木・土曜日 午後1:00〜4:00 入場無料